具体的な治療例|口腔外科が対応する主な症状
親知らず・顎関節症・口腔がん治療
親知らずの抜歯は、口腔外科で最も多い処置のひとつです。
特に埋伏や横向きに生えたケースでは、骨の一部を削って分割抜歯を行います。
神経や血管の位置をCTで確認し、安全性を確保します。
術後の腫れや痛みを最小限にするため、抗生剤や鎮痛剤を処方し、感染予防を徹底します。
顎関節症の治療では、マウスピースやストレッチ療法に加え、炎症が強い場合は関節腔内洗浄や関節鏡手術を行うこともあります。
また、口腔がんは命に関わる疾患であり、口腔外科では早期発見と切除手術を中心に治療します。
がんの部位や進行度に応じて、放射線治療や化学療法を併用し、術後の機能回復リハビリまで一貫してサポートします。
事故・スポーツ外傷にも対応
交通事故やスポーツによる顔面外傷は、緊急性の高い症例です。
歯が折れた、抜けた、顎が動かないなどの症状は、早急な処置が必要です。
歯の脱臼では、できるだけ早く再植し固定することで生着率を高めます。
顎骨骨折の場合は、CTで骨折線を確認し、金属プレートやワイヤーで整復固定を行います。
顔面の裂傷や唇の損傷も丁寧に縫合し、感染防止と審美的回復を目指します。
外傷後は神経麻痺や感覚障害が残ることもあるため、定期的な経過観察が大切です。